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世の中にはしょーもないことに情熱を注ぐ人がいる。Amazonから発売されているKindleを改造してしまった例を集めてみた。

 

正直「なんの意味があるの?」という疑問が頭をよぎりまくるが、そこは彼らの飽くなき挑戦に免じで許してあげて欲しい。

 

温度計にしてしまった人

KindleにはCPUの温度が高くなりすぎた時のために温度計を持っている。通常はその温度を見ることはできないが、それを表示できるようにしてしまったものだ。あくまでKindle内の温度なので実用的ではないのは言うまでもない。

 

Kindle温度計

(via:Hack turns Amazon Kindle into a thermometer - Liliputing)

 

天気を表示してしまった人

こちらは天気予報を表示したもの。これなら実用的だがこうなってしまうと本を読むことができないので、やはり天気予報を表示したいなら専用のデバイスに任せたほうが良いだろう。

Kindle天気予報

(via:Kindle weather and recycling display)

 

PCのセカンドディスプレイにしてしまった人

 PCがあるのになぜKindleをセカンドディスプレイしようと思ったのか。全くの謎だ。E-inkを使っているので画面の切替が遅く、全く実用的でないのは明らかだ。

Kindleセカンドディスプレイ

(via:Use the Kindle e-reader as a second monitor - Liliputing)

 

動画で見るとより一層の使えなさがわかる。

 

やはりKindleは本を読むのが一番だ。

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久々にグッときた本。400mハードルのトップ選手だった為末大さんの「諦める力」を読んだ。

 

為末大 諦める力

 

元々100mの選手だった為末さんが、どのような経緯で400mハードルに転向し、国際大会で銅メダルを取れるようになったのかがハッキリとした物言いで書かれている。

 

400mハードルでメダルを取れたのは「諦めたから」だと為末さんは言う。

 

そう、諦めることで勝てることもあるのだということを教えてくれる。同時に、諦めることは逃げではないということも教えてくれる。

 

試合や仕事では常に1番、買っていないと気がすまずそれによって疲弊している人は一読の価値あり。

 

以下特に心に刺さった部分の引用。

 

世の中には、自分の努力次第で手の届く範囲がある。その一方で、どんなに努力しても及ばない、手の届かない範囲がある。努力することで進める方向というのは、自分の能力に見合った方向なのだ。

 

どんな可能性もあるという状態は、何にも特化できていない状態でもあるのだ。できないことの数が増えるだけ、できることがより深くなる。

 

最高の戦略は努力が娯楽化することである。そこには苦しみやつらさという感覚はなく、純粋な楽しさがある。苦しくなければ成長できないなんてことはない。人生は楽しんでいい、そして楽しみながら成長すること自体が成功への近道なのだ。

 

人間は、ある分野で能力が開花しなかったとしても、その分野の能力とは関係のない能力を備えていることもある。それぞれの人間が持つ能力には、そもそもばらつきがあるはずだ。

 

理屈ではどうしても理解できない、努力ではどうにもならないものがあるとわかるためには、一度徹底的に考え抜き、極限まで努力してみなければならない。そして、そこに至って初めて見えてくるものもある。

 

成功という執着や今という執着から離れることで、人生が軽やかになる──これが僕の言いたいことである。

 

これらの言葉に少しでも感じるものがあるなら読んでみる価値ありだ。

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以前から気になっていた米国の作家J.D.サリンジャーの「The Catcher in the Rye」を読んでみた。邦題では野崎孝翻訳の「ライ麦畑でつかまえて」が有名だろう。今回は村上春樹翻訳のものだ。

 

The Catcher in the Rye 村上春樹

 

この作品、ひと言で言えば「ションベン臭さ全開の中二病高校生」の旅の記録である。

 

舞台は大戦後間もないアメリカ。物語の主人公であるホールデン・コールフィールドは成績不良であることを理由に学校を退学させられてしまい、実家に帰るまでの3日間を描いた物語。

 

物語は終始ホールデンの同級生や社会への愚痴で埋め尽くされており、決して明るい内容とは言えない。

 

翻訳については、訳者が村上春樹ということもあり小慣れていて読みやすい。しかし、翻訳で生じる不自然感を100%拭えたものではない。文学の翻訳はそれほど難しいということだろう。

 

青臭いクソガキが学校を追放されて、それを親にも言えず、ニューヨークをさまよい歩き、「やる気になればどうとでもなる」と言い放ち、二度と帰らないと言っていた実家に結局は帰ることになるというなんとも情けない結末。

 

読後の感想として、なぜ今でもこのThe Cathcher in the Ryeが読み続けられているのか、正直理解に苦しむところではある。

 

初版が日本で発行されたのが1952年で、今から60年以上も前。米国では今でも毎年数十万部売れているという。ここまでの人気を誇る作品を面白いと思わないのは、私に読解力がないだけなのだろうか。

 

ただ、面白く無いと思いつつ途中で止めることができず、結局最後まで読ませる魅力があるのもまた事実である。

 

読むのは一日一章にするか、一気にまるまる一冊読むかのどちらかが良いだろう。村上春樹の作品が好きな方は割りとスラスラと読めると思う。オチが無く、作者が何を言いたいのかイマイチ分からない作品が苦手な方は...読まないほうが良いかもしれない。

 

私が読んだのは村上春樹訳のものだが、現在入手できるものとして、野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」が存在する。そちらも読んで比較してみたいものだ。

 

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Kindleオーナーライブラリーは、対象タイトルの中から月に1冊無料で本が読める仕組み。このオーナーズライブラリーを利用する際の購入方法で少しとまどったのでその方法を残しておこうと思う。

 

まず、Kindleオーナーライブラリーの概要は以下のようになっている。大前提としてKindle端末を持っていないと利用できないサービスということのようだ(iOSのKindleアプリではダメ)。

Kindleオーナー ライブラリーは、数多くの対象タイトルの中から、お好きな本を1か月に1冊、無料で読むことができるサービスです。

Kindle端末をお持ちで、かつ、Amazonプライム(無料体験を含む)、Amazon Student、またはAmazonファミリーのいずれかにご登録のお客様であれば、Kindleオーナー ライブラリーを利用できます。(Amazonプライムの家族会員、Amazon StudentおよびAmazonファミリーの無料会員は対象外です。プライムのアカウントに複数のKindle端末を登録している場合、それらのKindle端末で、同じ本を利用できます。

 

対象の本はコチラから検索することができ、このような表示がされる。しかし無料の対象本であるのに「¥980で購入」のボタンしか表示されていない。

Kindleオーナーズライブラリー

 

実はWebからでは無料で購入することができないようになっている。ではどうすればよいのかというと、Kindle端末から購入する必要がある。Kindle端末から目的の本を検索すると、以下の画像のように「無料で読む」というボタンがあるのでここから購入すればよい。

Kindleオーナーズライブラリー 無料

 

無料で購入した本は無期限で読むことができるが、1度に1冊しか利用できないので、他の本を読みたい時には利用の解除をしてあげる必要がある。手順としては、

 

  1. My Kindleにアクセスし、Kindleライブラリクリック。
  2. 利用を終了したい本の横にあるアクションをクリックし、この本の利用を終了を選択。

 

で解除することができる。

 

Webブラウザからでも、対象の本は無料購入の処理ができれば良いのにと想ったが、この制度を利用できる条件が「Kindle端末を持っていること」なので仕方のないことなのだろう。

 

ちなみに、一度Kindle端末から購入処理をしてもiOS端末で読むことはできない。あくまでKindle端末でのみ読むことが可能なので注意が必要。ここのところはiOS端末などKindle端末以外でも読めるようにしてくれると利便性が向上するのになぁと思った。

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2013年も今日で終わり。

こんにちは@fujitaijuです。

 

今年は本を良く読んだ。読書メーターで記録をつけていたのだけれど、その数なんと220冊。今までの自分からしたら考えられない量の本を読んだと思う。

 

その中でも特にオススメしたい5冊を厳選して紹介したいと思う。なお、シリーズ物は1冊とカウントしている。

今年の本ベスト5 2013

 

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド上・下 村上春樹

友人に薦められて読んだ初の村上春樹。パラレルに進む物語は理解するのが難しかったが、読者をグイグイ引き込んでくるのであっという間に読んでしまった。

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

1Q84 1~5巻 村上春樹

こちらも村上春樹。本格的に村上春樹にハマったきっかけとなった本。文庫本で5冊もある長編だが、ダラダラ進む感じはなく、まったく苦にならなかった。Amazonのレビュー等の評価はそれほど良くないが、個人的には村上春樹の中でベスト3に入る本。

1Q84年―私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。…ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

夜市 恒川光太郎

恒川光太郎のファンとなるキッカケとなった本。「夜市」と「風の古道」の2編からなる。表題の夜市では2005年の日本ホラー小説大賞を受賞している。個人的には夜市よりも風古道の方が面白かった。恒川光太郎にしか出せない幻想的で少し寂しく悲しい文体は読むものを惹きつけてやまない。

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した裕司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた――。

わたしの外国語学習法 ロンブ・カトー

14もの言語を操る著者が、その学習法を惜しげも無く披露した本。外国語習得のコツ、どのような人が外国語をマスターし易いのかなど、外国語(特に英語)をマスターしたいと思っている人には喉から手が出るほど欲しい内容ばかり。学習を始める前にまずはこれを読んでも損はしないはず。

14のヨーロッパ系言語と中国語、日本語を、ほとんど自国を出ることなく、純粋に学習という形で身につけてしまった女性の外国語習得術。25年間に16ヵ国語を身につけていく過程と秘訣をつつみ隠さず公開してくれるこの本は、語学の習得にあたって挫折しがちなわたしたちを、必ず目的の外国語は身につけられるという楽天主義に感染させてくれます。通訳者、翻訳者の入門書としても好適。

新世界より 上・中・下 貴志祐介

エンターテインメントとしてとても面白かった作品。貴志祐介の作品はこれが初めてだったが、これがキッカケで著者の作品を全部読んでしまった。今までに無いこのファンタジーの世界は大人が読むに相応しい。次の日仕事にもかかわらず、寝る間を惜しんで読んだのを覚えている。

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

サリンジャーやフィッツジェラルドなど、外国の作家も最近気になっているので、来年はそのあたりも読んでいきたいと考えている。読書は冊数で測れるものではないが、今年の220冊を超える本を読んでみたい。

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