[太]無駄機能排除!読むだけに特化した電子書籍端末がtxtrから約1,000円で販売予定。
こんにちは。
Amazonの「日本で電子書籍やるやる詐欺」に待ちくたびれている@fujitaijuです。
日本が電子書籍で2歩も3歩も遅れを取っている間に、世界ではどんどん電子書籍化が加速しているようです。代表的なところだとKindle、Kobo、Nookあたりだと思いますが、どれも結構なお値段するんですよね。特にKindleなんかはiPhoneやiPad,Macで専用アプリ出ているのでわざわざ端末を買おうとはあまり思いません(日本で始まったら買っちゃうかも(;´Д`))
そんな中、ドイツのtxtrという会社が約1,000円で購入できる新しい電子書籍デバイス「‘txtrbeagle」を発表しました(2012年10月12日現在端末の発売は未定)。
ただ、値段が値段なだけにある程度の制約が存在します。それも含めて以下に特徴をリストアップしてみました。
- 暑さ5mm、重さ128mgので人間工学に基づいた設計。
- 5インチのE-インクディスプレイで解像度は800×600ピクセル。
- バッテリーには単四電池を使用し、12~15冊の本を読める(期間にすると大体1年くらい)
- ストレージ容量は4GB。
- 3G回線から本をダウンロードすることはできず、Bluetoothを使ってスマートフォンの専用アプリから送信する方式。
- 対応フォーマットはepubやPDFなど、一般的な電子書籍で使われる形式に対応。
- バックライトは無し。
- カラーラインナップは下記の通り5色。
上記特徴だけを見てしまうと、正直イマイチな端末に見えてくると思います。そりゃKindleやNookに比べたらスペックや使い勝手は悪いです。ですが、そういう部分を切り捨てて読むことに特化した端末がこの’txtrbeagleであり、1,000円という値段で提供できるのだと思います。
電子書籍を’txtrbeagleに送信する専用のアプリは無料で公開されています。現在、本の購入はWebサイトからしかできませんが、そのうちアプリからもできるようになるのではないかと思っています。もちろん、このアプリからでも本を読むことは可能ですよ。
1,000円という値段を考えると、本を買えない途上国の子供にも本を読ませてあげられる可能性が広がるような気がします。そのためには本自体の価格とtxtrbeaglesに本を送信する仕組みをどうにかしなければいけませんね。どちらにしても電子書籍を手に取れる人が増えるきっかけになりそうな端末だと私は思っています。
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txtr ebooks (Version 5.0) ![]() |
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カテゴリ: | ブック | |
価格: | 無料 (最新価格はStoreで確認してください) | |
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